9/15運命の日

今日は病院に行く日。今日は家内と共に長女、次女も一緒に行ってくれた。日頃体調は良くなく自分でも衰退しているのがわかっている。病院に着くと血液採取、レントゲンを撮ったあと主治医の診察に入る。主治医がまずはレントゲンを見て気胸と判断された。気胸とは肺に穴が空いて萎んでしまいその分息が吸えずにとても苦しい病気との事。実際に少し動くだけでも息が苦しく過呼吸の様な状態にもなった。処置室で胸に針を刺し肺の周りの空気を抜いた。この処置によって肺が膨らんでくるみたいだ。ちょっと痛かったが自ら肺が膨らんでいく気配を感じた。

話は戻り、気胸と診断されたあと、ここまでくると薬を投与しても無駄だとも言われた。長女も不安になったのか何気にあとどのくらい持つのかと聞くと主治医からは正直言って、短ければ今年いっぱいかもと言われた。実際ショックはあったが、自分でも今年の冬は越せないかななんて事も頭の隅では思っていた。

結局私の希望もあって今日から入院する事になり、何か吹っ切れた様な感じもした。入院部屋に連れて行かれ、ベッドに横たわるとなんとなく呼吸も安定してきた感じで、家も恋しいが入院を選択して正解だと思った。その後部屋には主治医の先生、リウマチの先生がそれぞれ別々に来られてリウマチの先生からはステロイド系の薬を勧められたが、ステロイド系は少し抵抗がある旨を伝えた。その後また主治医の先生が来られ先生どおしで相談した結果ステロイド系はやめて軽い薬から始めるとのことだった。

2週間の入院でどこまで回復するかわからないが、ましてや今以上に悪化するかもしれないことは主治医にも聞かされている。でも、家族の応援もあり少しの望みでも前に進んで行くしかない。家族のみんなありがとう。